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| 人里離れた森の中に佇むフォントネー修道院 |
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フォントネー修道院。
のんびり散策が楽しめました。 |
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| 迷う程に種類の多いアニスボンボン |
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| シャートー・ド・ポマールの美しいエントランス |
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| 2日目の宿で頂いた前菜。非常に美味だったフォアグラのテリーヌ |
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| 最終日に訪れた小さなワイナリー |
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新緑が美しい5月の連休、ブルゴーニュ地方へ、ワイナリーや小さな町を巡る旅をしました。
パリを出て約2時間、最初の目的地シャブリ(Chablis)に到着。まずは、こじんまりと可愛い街並みをしばし散策。観光案内所に立ち寄り、市内マップと格付けごとに色分けされたブドウ畑マップを頂き、その後いくつかのワインショップへ。数種類を試飲させてもらい、グランクリュ(Grand cru)を数本と、気軽に飲めるお値段のプティシャブリ(petit chablis)などを購入しました。
ブドウ畑を抜けてシャブリをあとにし、お次は世界遺産にも指定されている「フォントネー修道院」へ。清貧、質素を厳格に守る修道士たちが、人里離れた森のなかでひっそり暮らしたという修道院は、静寂で厳格な雰囲気に包まれていました。人里はなれた多少辺鄙な場所にあるせいか、訪れる観光客もそう多くなく、礼拝堂や回廊、手入れの行き届いた庭などをゆっくり見て回ることができました。
修道院に別れをつげ、次に向ったのは小高い丘の上にある、フラヴィニー・シュル・オズラン(Flavigny-sur-Ozerain)。ここは「フランスで最も美しい村」に認定されており、映画「ショコラ」の舞台にもなった小さな村。「ショコラ」は以前に観たことがあり、午後の静かで素朴な村の風景に映画のシーンを重ねようとしましたが、なにしろ観たのが5年以上前のこと、すっかり記憶が抜け落ちていました。ちなみにこの村はアニスのボンボンの産地でもあり、村を入ってすぐにあるボンボン屋さんには、迷ってしまうくらい多くのアニスボンボンが並んでいました。
この日の宿はロジ・ド・フランスで予約したオーベルジュ。シャブリから十数キロ離れた小さな村の、見渡す限り緑に囲まれた空気の美味しい宿でした。さすがは美食のブルゴーニュ、夕食が実に美味しく、しかもお値段がお手ごろなのに驚きました。前菜にエスカルゴ、私は子羊のハーブ焼きを、夫は鴨のコンフィを選び、デザートが付いて16ユーロ。「パリでは考えられない値段だね」とお互い思わず口をついて出ました。ワインは地元のものを赤・白ハーブボトルで選びましたが、お料理にも合って大変美味しく頂きました。
翌日はいよいよ「黄金の丘」(Cote d'or)とよばれる地域へ。ディジョンか(Dijon)から、宿のあるマコン(Macon)の間には、名だたるワインの生産地が続きます。ジュブレ・シャンベルタン(Gevrey-Chambertin)、ロマネ・コンティ(Romanee-Conti)、ニュイ・サン・ジョルジュ(Nuits-St-Georges)……。いくつかのワイナリーに立ち寄りましたが、さすがにロマネ・コンティはブドウ畑を眺めるだけに……。この日は非常に気温が高く、多少疲れが出た我々は早めに宿へ向うことにしました。この日の宿もロジ・ド・フランス加盟のオーベルジュ。近くには小さな教会や公園、池などがあり、のんびり散策が楽しめました。
翌朝、手作りジャムやチーズ、ハム、バゲットなどの朝食を美味しく頂き、宿のご主人に教えてもらった近くのワイナリーへ向いました。持っていたガイドブックにも、観光案内所で手に入れたワイナリーマップにも載っていない、小さなワイナリーです。しかし、宿のレストランで仕入れていて、とても美味しく、親切なところだと宿のご主人からお墨付きを頂いており、訪れてみるとまさにその通りでした。日曜日の朝で、お客は我々のみでしたが、大変親切で丁寧に対応してくださり、今回の旅の気持ちよい締めとなりました。有名ワイナリー巡りもよいですが、こうした小さなワイナリーを発見するのもなかなか楽しいものだと思いました。
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