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プランタンの歴史

プランタン・オスマン本店が、パリでもっとも美しいマガザン(ショップ)のひとつに

プランタン・オスマン本店は、過去に例のない修復作業によって、アール・デコの代表建築としての本来の姿を取り戻します。

修復工事は、類を見ない規模と徹底したこだわりによって進められ、一世紀前にそうであったように、いま再び、アヴァンギャルドな建築物の一つによみがえるのです。


プランタン・オスマンの2つの建造物は、建設からそれぞれ120年、80年を過ぎて老朽化し、公害や欠陥に苦しんでいました。2005年の検査で、外観とクーポールの修復工事の必要性を確認。DRACやバティモン・ドゥ・フランス(フランス建築物)の建築家との2年にわたる調査を経て、ついに2006年に計画に着手、2007年4月に工事がスタートしました。

【 4段階にわたる修復工事 】
2007:シャラス通りの外観と2つのロトンド
2008:オスマン大通りのモード館、メゾン館の外観
2009:コーマルタン通りのモード館、メゾン館の外観、プロヴァンス通りのモード館外観
2010:プロヴァンス通りとアーヴル通りのメゾン館外観


プランタン・オスマンの改修工事にたずさわる特殊技術を持った職人と専門家

石工職人
石工職人たちは、破損した石や石積みの取替えを行います。サンドブラスト(砂吹き)によって汚れを落とした後、一つ一つの石について細部まで確認し、リストアップ。いたんだ石は交換します。古い石積みについては、まず杭打ちを行ってから、建物の色やトーンに合わせて修復していきます。

モザイク師
モザイク師の修復作業は、釉や石膏、塗料などが施されたさまざまな層を丁寧に剥がして、創工時の表面に戻すことから始まります。破損した部分は、“歴史的建造物”専門のモザイク師によって修復されます。こうした修復が必要なモザイクは、50もの色によって構成されています。

大理石工
大理石工はまず、もともと使われていた大理石の種類を特定し、破損した石膏を交換していきます。最後に、全体を結晶化して表面を仕上げます。

屋根職人−亜鉛メッキ工
屋根職人や亜鉛メッキ工たちは、オリジナルとまったく同じ形に修復するため、各パーツごとに元来の形と同じ型をつくり、破損部分と取り替えます。 装飾が施されたロトンドの亜鉛素材の丸屋根は、1907年の設計図と同様に再現されます(1921年に火事がありましたが、1924年に復元されました)。丸屋根に張られた剥片は、どれも形がまったく同じです。ですから、屋根の上でまず剥片を取り外し、同じ形にカットしてから、再びセッティングしています。

金メッキ工
屋根職人や亜鉛メッキ工の作業の後、パーツの一部に金めっきを施し、金箔で彩ります。これが金めっき工の仕事です。 亜鉛の装飾は、資料で分かっている歴史的な配置に沿って、押し型を取り、塗料をかけたり金箔を張って、進めていきます。

大工-金属加工職人
大工や金属加工職人は、腐食、変形した部分を確実に修復するため、いたんだパーツをはずし、工房で修復してから(サンドブラストで磨いた後、表面処理します)、元の位置に戻し、塗料を施します。

ガラス職人
ガラス職人は、ラックスファー・ガラスの枠とシャラス-オスマンのロトンドのステンドグラスを担当しています。 オスマン大通りとシャラス通りの角にあるロトンドについての初の調査で、現在ある「Au Printemps」の看板は、1951年夏に被った被害によって破壊されたステンドグラスの替わりに取り付けられたものであったことが分かりました。
ガラス職人は、長さ14m(20u)のこのステンドグラスの修復と再現に携わっています。作業はパート・ドゥ・ヴェール技法※で行われ、4000もの色が使われています。

ガラス工芸技法の一つで、鋳型にガラス粉末を詰め、窯の中で焼き上げる。


 
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2008/12/25
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